11月15日(金)特別支援教育コーディネーター研修会
富山県総合教育センター教育相談部 研究主事 片平尚美先生、西部教育事務所 研究主事 坊裕美先生、となみ総合支援学校 特別支援教育コーディネーター 秋元友紀先生の3名をお招きし、特別支援教育コーディネーター研修会を行いました。
特別支援教育コーディネーターの校内での役割や、学びの場の検討と中学校卒業後の進路、個別の教育支援計画の作成・見直しのポイント等について、リーダーの先生方に事例を発表していただいた後、テーマ別に情報交換を行いました。
参加された先生方からは「大切なことを再確認するよい機会になった」 「他校の工夫や取組の様子を聞いたり、小学校と中学校での情報交換をしたりすることができてよかった」等といった感想をいただきました。
11月8日(金)授業力向上研修会⑤(ステップアップ研修:福野小学校)(3市交流研修)
第5回「授業力向上研修会」を行いました。6年生の学級活動を参観しました。
「3年生との集会を通して、最高の学年に近付くために、よりよいレクリエーション(もうじゅうがり)の工夫点を考えよう」という議題で学級会が行われました。
心配事に対して、このように工夫してはどうだろう、と提案する児童がおり、またその提案に対してさらなる改善案が発表されていきました。
また、司会者の児童もタイミングを見計らって「考えるタイム」を設けたり、合意形成を図ったりして学級会を進めていました。
松本教育長のコーディネートで行われた事後研修会では、
仲間の心配事を自分事として真剣に解決策を考え合う児童の様子や、互いの意見を受け止め合いながら話し合いを深めていく学級の様子が話題になりました。
また、児童の話し合いの中で、教師はどのように、どれくらい介入していけばよいのかという点についても意見が交わされました。
児童一人一人が大切にされる温かい学級づくりの大切さと、教師の事前の準備や適切な介入の重要性を改めて感じる授業でした。
10月23日(水)授業力向上研修会④(ステップアップ研修:城端小学校)(3市交流研修)
第4回「授業力向上研修会」を行いました。1年生の生活科の授業を参観しました。
「にこにこあきランド」というテーマで、児童はたくさんのおもちゃや遊び場をホールいっぱいに作っています。
前回、仲間の作ったおもちゃや遊び場を体験して感じたことを第一発言者が発表しました。
第一発言者の思いを出発点として、学年全体に仲間と学び合う思いや、もっとみんながにこにこするにはどうしたらよいかという考えが広がる話し合いを行いました。
後半は、その思いや考えを意欲として、自分のおもちゃや遊び場をもっとよくしようと、改良に取り組んでいました。
松本教育長のコーディネートで行われた事後研修会では、
児童の話の聞き方を育てる方法として、南砺市で取り組んでいる朝の会の進め方が話題になりました。
また、意図的指名の意味や児童同士の話のつなげ方等について教えていただきました。
児童の思いをしっかりと捉え、受け止めながら、つなげ、広げていくことの大切さを改めて感じる授業でした。
8月9日(金)南砺市教育講演会
南砺市教育講演会を井波総合文化センターにて行いました。
南砺市教育委員会 教育長 松本謙一先生に、「がんばれ!学校応援団~『南砺令和の教育改革』とこれからの授業~」と題してご講演いただきました。
前半では、南砺市がこれまで進めてきた教育改革のねらいやこれからの動きについてお話しいただきました。
後半では、個別最適で協働的な学びを実現するためにこれからの授業がどうあればよいかを、子供との関わりの実例を交えてお話しいただきました。
参加された先生方からは、「チーム担任制や部活動の地域移行、学校の在り方検討等について、改めてじっくり聞くことができた。このように全員で共有できる場があることは、大切だと思った。」や「授業の基本は、子供が互いを尊重して話を聞き合える教室をつくっていくことだと感じた。」
といった感想が聞かれました。
8月5日(月)授業力向上研修会(3市協業研修)
砺波地区教育センター協議会(3市協業研修)の夏季研修として、授業力向上研修会を行いました。
京都教育大学教職キャリア高度化センター 講師 大久保紀一朗 先生 をお招きし、
「1人1台端末を活用した個別最適で協働的な授業づくり」と題して、ご講演いただきました。
3市から70名を超える参加者が集まりました。
前半は、「個別最適」がなぜ必要なのか、これからの学力とはどのようなものであるか、などを踏まえ、授業観の転換の必要性をお話いただきました。
後半には、実際に1人1台端末を活用した授業の様子を例として、「個別最適な学び」と「協働的な学び」のために、
どんな力を子供に付けていく必要があるのか、教師がどのように授業を設計していけばよいのかをご教示いただきました。
8月2日(金)プログラミング学習研修会B
小学校6年生理科担当の先生方を対象に、プログラミング学習研修会を行いました。
南砺市教育センターのITCE 林秀次先生を講師とし、電気の利用について、マイクロビット教材を用いた授業の進め方の演習を行いました。
生活の至るところでプログラミングが使われていることを実感できる授業の構築に役立つものとなりました。
8月1日(木)プログラミング学習研修会A
小学校5年生算数担当の先生方を対象に、プログラミング学習研修会を行いました。
南砺市教育センターのITCE 林秀次先生を講師とし、スクラッチ教材を用いた平面図形の指導法について理解を深めました。
児童がつまずきがちなところ等を具体的にとりあげて、演習を行いました。
7月29日(月)ICT活用研修会(3市交流研修)
3市交流の夏季研修として、ICT活用研修会を行いました。
一般社団法人 メディア教育研究室 代表理事 今度珠美先生 を講師に迎え、オンライン研修(一部参集)として開催しました。
今度先生には、「コンピュータ1人1台時代の善き使い手をめざす学び」と題してご講演いただきました。
児童生徒は、学校でも家庭でもデジタル機器やインターネットを活用しながら生活をしている時代です。
児童生徒が、コンピュータの「善き使い手」として、身に付けていくべき「デジタル・シティズンシップ」とはどのようなことなのかを、
一つ一つの言葉の定義から、丁寧に教えていただきました。
また、「デジタル・シティズンシップ」をどのように児童生徒に学ばせていくのかを、具体的な授業の形で示していただきました。
受講者も、児童生徒になったつもりで授業を体験させていただき、大変有意義な研修となりました。
受講者からは、「2学期に学級でやってみたい」という声も聞かれ、今後の指導の参考になりました。
7月12日(金)授業力向上研修会③(ステップアップ研修:井波小学校)(3市交流研修)
第3回「授業力向上研修会」を行いました。6年生の家庭科の授業を参観しました。
「わが家のクリーン大作戦」として、各家庭で見付けてきた掃除の課題についてグループで聞き合いました。
撮ってきた写真をタブレットで見せ合いながら、具体的な掃除の仕方で困っていることや解決するために考えたらよいこと等を話し合いました。
松本教育長のコーディネートで行われた事後研修会では、
教師の温かな声かけが、学級全体の何でも話せる雰囲気をつくっていたことが話題になりました。
また、共通の課題意識をもたせるための工夫や、話し合いのもたせ方についても多くの意見が出されました。
子供の学びは意見や考えが変わると見えやすいが、変わっていなくても考え自体は深まっていることをしっかり見取っていく大切さについて教えていただきました。
7月10日(水)学校図書館研修会(3市交流研修)
南砺市立中央図書館司書の大谷聖枝先生を講師としてお招きし、学校図書館研修会を行いました。
砺波地区の学校図書館司書や市立図書館の司書の方々が、24名参加されました。
大谷先生からは、学校図書館活性化のための様々な取組や、教職員・地域との連携について具体的にお話しいただきました。
また、グループ別協議では、各市・学校での取組や業務についての工夫等について、多くの情報交換が行われました。
実際に各学校で人気の図書を持参いただき、選書についても活発な意見交換が行われました。
参加者からは「その取組を勤務校でもやってみたい」 「次は、この本を購入しよう」という声が聞かれました。
最後に、会場を提供していただいた南砺つばき学舎の図書室を見学しました。
参加者からは「展示方法についてアイディアが湧いた」 「子供の動線が参考になった」といった声が聞かれました。
7月3日(水)授業力向上研修会②(ステップアップ研修:城端中学校)(3市交流研修)
第2回「授業力向上研修会」を行いました。1年生の国語の授業を参観しました。
詩から読み取ったイメージを話し合いながら広げていく授業でした。
なぜ詩の主人公が「薬缶」であるのかについて、実物を比較することで、生徒たちの考えが深まっていく様子が見られました。
松本教育長のコーディネートで行われた事後研修会では、
生徒の想像を膨らませる工夫や一語一語に着目させる発問の工夫が話題になりました。
また、生徒の思考の流れを捉えた授業展開の大切さについて教えていただきました。
他市や異校種、他教科の先生方とも協議を深めることができました。
6月27日(木)授業力向上研修会①(ステップアップ研修:福野小学校)(3市交流研修)
今年度最初の「授業力向上研修会」を行いました。6年生の理科の授業を参観しました。
「植物の根から吸収された水は、どうなるのか」を予想する授業でした。
児童は生活体験や既習事項から、それぞれ自分の考えをもっており、全員が自分の考えを黒板にネームプレートで位置付けました。
自分の考えがあるからこそ、その考えに至った理由を話したい、聞きたい、という思いをもって、集中して授業に参加している様子が見られました。
松本教育長のコーディネートで行われた事後研修会では、
ネームプレートがあることで、全員が自分事として授業に参加できていることや移動タイムがあることのよさについて教えていただきました。
また、授業の構成や教師の問いかけの言葉一つで流れが変わってしまうこと等も話題になりました。
ペアで意見を交換し合うなど、温かい雰囲気での研修会となりました。
6月26日(水)スタディ・メイト等研修会(3市交流研修)
富山県総合教育センター教育相談部 研究主事 山本智恵子先生、片平尚美先生の2名をお招きし、スタディ・メイト等研修会を行いました。
砺波地区のスタディ・メイト、適応指導員、学びサポーター、外国語指導員、学習支援員、心の教室相談員等、児童生徒と直接関わり、支援していただいている職員のみなさん48名にご参加いただきました。
前半は「特別な支援が必要な子供たちへのよりよい支援のために」と題して、支援員の役割や実際の支援場面でのQ&Aなどをお話しいただきました。
後半は、「行動の背景や支援を考える」ことを演習形式で行いました。参加者のみなさんは、具体的な場面を想定しながら、たくさんの考えや支援の方法を付箋に書き込んでいらっしゃいました。児童生徒の行動ではなく、その行動に至った背景を考え、その背景に対する支援をすることが大切であると教えていただきました。
6月3日(月)特別支援教育コーディネーター研修会
富山県総合教育センター教育相談部 研究主事 瀧川江利香先生、西部教育事務所 研究主事 植野雄太先生、となみ総合支援学校 特別支援教育コーディネーター 秋元友紀先生の3名をお招きし、特別支援教育コーディネーター研修会を行いました。
講師の先生方からの講義、特別支援教育コーディネーターリーダーの先生からの伝達講習の後、各校の特別支援の情報交換を行いました。
受講された先生方は、特別支援教育コーディネーターの役割や資料の活用等に熱心に情報共有をされていました。
5月8日(水)通級指導教室担当者等研修会(3市交流研修)
富山大学大学院教職実践開発研究科 教授 石津憲一郎先生 をお招きし、「通級指導教室担当者等研修会」を行いました。
砺波地区3市交流研修として行い、21名の先生方にご参加いただきました。
講義では、通級指導教室の目的やその重要性についてお話いただいたり、具体例に対してそれぞれの考えを話し合ったりしました。
特に、実際に子供たちと関わるときには、どのような見方や考え方が大切なのかについて教えていただきました。
子供の味方であるとはどういうことか、どうしたら子供の困り感を共有できるのか、など子供一人一人に応じた支援を考える示唆を多くいただきました。
5月1日(水)外国語教育小中連携研修会
南砺市内小学校・義務教育学校前期課程の英語専科の先生方と、中学校・義務教育学校後期課程の英語科の先生方を対象に、「外国語教育小中連携研修会」を行いました。
講師として西部教育事務所 主任指導主事 宮城渉先生をお招きしました。
学習指導要領を基に、外国語活動・外国語・英語科それぞれの目標を確認するとともに、実際の授業における言語活動について、ご講義いただきました。
後半は、校種が混在した小グループになって、情報交換を行いました。
各学年の段階における指導の方法や、タブレット端末を活用した言語活動等、義務教育9年間を見通した外国語教育について共有することができました。
4月10日(水)栽培学習指導法研修会
新年度がスタートしました。
南砺市教育長 松本謙一先生を講師にお迎えし、「栽培学習指導法研修会」を行いました。
幼児・低学年児童に向けてアサガオや野菜等の栽培をどのように支援・指導していけばよいか、教えていただきました。