10月30日(木)第2回「こどもの権利」に係る道徳科授業

「南砺市こどもの権利条例」の理念に基づき、市内の児童生徒が「こどもの権利」について学び、考える機会となるよう、昨年度から2年間かけて、南砺市独自の道徳科資料を作成しています。

1学期に行った授業に対していただいたご意見等を基に、よりねらいに迫れるように授業の流れや発問、資料等を見直しました。

今回は、井波小学校の2,3,5年生と城端中学校の1年生のクラスで、「こどもの権利」について考える道徳科の授業を、資料の作成メンバーでもある富山国際大学 子ども育成学部長 三原 茂 先生が行いました。

子供たちは、積極的に手を挙げて自分の意見を発表したり、自分のこれまでの生活を振り返りながら考えたりしていました。また、「こどもの権利」に触れることで、自分のこれからの在り方や周りの人との接し方についても考えを深めていました。

授業の様子は、市内の教員も教室内やオンラインで参観することができ、「こどもの権利」について子供が実態に応じて子供自身が考えていく授業の在り方、資料作成について学ぶ研修の機会となりました。

令和8年度からは、完成した資料を使用した「こどもの権利」に係る道徳科の授業を、市内の対象学年のカリキュラムに取り入れていく予定です。今回の授業を手がかりに、完成に向けて資料の見直しをさらに進めていきます。