7月14日(月)「こどもの権利」に係る道徳科授業(7年生)
「南砺市こどもの権利条例」の理念に基づき、市内の児童生徒が「こどもの権利」について学び、考える機会となるよう、昨年度から2年間かけて、南砺市独自の道徳科資料を作成しています。
資料の作成者でもある富山国際大学 子ども育成学部長 三原 茂 先生が、現在作成中の資料を使って道徳科の授業を行いました。
今回は、南砺つばき学舎の7年生のクラスで、「こどもの権利」の「守られること」について考える授業を、市内の先生方も見守る中で行ったものです。
子供たちは、資料を基に、「慎重な判断と周囲との信頼関係を大切にすること」等について考え、積極的に手を挙げて自分の意見を発表したり、互いの考えのよさを認め合ったりしている様子がとても素敵でした。
道徳科の授業の様子は、市内の教員も教室内やオンラインで参観することができ、「こどもの権利」について子供が実態に応じて子供自身が考えていく授業の在り方、資料作成について学ぶ研修の機会となりました。
授業後には、オンライン参観の参加者も一緒に、授業についての意見交換会を行いました。
この授業を手がかりに、意見交換会や参加教員のアンケートからの意見も取り入れて、さらに資料を改善し、2学期にも再度、具体的な授業を通して充実していきます。
完成した資料は、令和8年度から南砺市内の対象学年の全クラスで、「こどもの権利」に係る道徳科の授業のカリキュラムに取り入れていく予定です。