11月11日(火)授業力向上研修会(ステップアップ研修⑤)

 

 

 

 

今年度5回目のステップアップ研修を開催しました。

今回は、小学校6年生の国語の授業を参観し、協議会を行いました。

「読むこと」と「書くこと」を複合的に往還しながら学びを進めていく単元構想がなされた授業でした。

協議会では、児童が主体的に学ぶための手立てや学びを実感させる手立て、学びの方向性を示すための発問の在り方等が話題に上がりました。

指導助言の先生からは、国語科の目標を念頭に置いて単元や授業を構成することの大切さについてお話しいただきました。

明日からの授業づくりへの意欲が高まる研修会となりました。

10月30日(木)第2回「こどもの権利」に係る道徳科授業

「南砺市こどもの権利条例」の理念に基づき、市内の児童生徒が「こどもの権利」について学び、考える機会となるよう、昨年度から2年間かけて、南砺市独自の道徳科資料を作成しています。

1学期に行った授業に対していただいたご意見等を基に、よりねらいに迫れるように授業の流れや発問、資料等を見直しました。

今回は、井波小学校の2,3,5年生と城端中学校の1年生のクラスで、「こどもの権利」について考える道徳科の授業を、資料の作成メンバーでもある富山国際大学 子ども育成学部長 三原 茂 先生が行いました。

子供たちは、積極的に手を挙げて自分の意見を発表したり、自分のこれまでの生活を振り返りながら考えたりしていました。また、「こどもの権利」に触れることで、自分のこれからの在り方や周りの人との接し方についても考えを深めていました。

授業の様子は、市内の教員も教室内やオンラインで参観することができ、「こどもの権利」について子供が実態に応じて子供自身が考えていく授業の在り方、資料作成について学ぶ研修の機会となりました。

令和8年度からは、完成した資料を使用した「こどもの権利」に係る道徳科の授業を、市内の対象学年のカリキュラムに取り入れていく予定です。今回の授業を手がかりに、完成に向けて資料の見直しをさらに進めていきます。

10月2日(木)授業力向上研修会(教師力向上研修⑤)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第5回の教師力向上研修を実施しました。(会場 南砺市役所)

今回も、市や校種の垣根を超えた先生方に、ご参加いただきました。

講師の松本教育長からは、2年生の生活科「ふなのりシンドバッド」の実践を基に、「単元構想」についてお話しいただきました。

前回の「『単元』で学ぶことの意味」に引き続き、今回は「単元をつくるときに大切なことは何か」を中心に、「単元計画」と「単元構想」の違いや単元導入時のポイントについて教えていただきました。

また、子供がわくわくしながらダイナミックに活動してほしいという教師の願いを出発点に「ふなのりシンドバッド」を構想していく過程を、資料とともに具体的にお話しいただいたことで、教師が立ち止まって考える点や、困難を乗り越えるアイディア等を、追体験しながら考えることができました。そして、教師自身が単元づくりを楽しむことの大切さも感じることができました。

子供がわくわくしながら学ぶ単元を構想し、実践するためには、緻密な計画や準備がどれだけ大切なことであるかに気付くことのできる研修会となりました。

9月13日(土)14日(日)第21回南砺市小・中学生科学展覧会

南砺市井波総合文化センター・エイトホールにて、第21回南砺市小・中学生科学展覧会を開催しました。

市内の小・中・義務教育学校から出品された56作品を展示しました。

どの作品も日常のふとした疑問や気になったこと等の興味・関心を出発点に、粘り強い観察や、試行錯誤した実験結果を、丁寧にまとめた力作でした。

2日間で、約360名のご来場をいただきました。どうもありがとうございました。

また、14日(日)には、優秀賞に選ばれた9作品の表彰式を行いました。

うち5作品は、10月16日(木)~20日(月)に富山市科学博物館で行われる第84回富山県科学展覧会に出品されます。受賞されたみなさん、おめでとうございます。

9月9日(火)授業力向上研修会(ステップアップ研修④)

今年度4回目のステップアップ研修を開催しました。

今回は、担任と養護教諭がティームティーチングで行う小学校2年生の学級活動(歯科指導)の授業を参観し、協議会を行いました。

児童が実際に歯ブラシと鏡を持って、自分の第6臼歯の磨き方を考える授業でした。

協議会では、児童が課題を考えたくなる導入の工夫や、写真や模型・実演等による効果的な視覚的支援が話題の中心となりました。

中学校の養護教諭の先生からは、養護教諭が授業に関わることの利点や強みといった視点から指導助言をいただきました。

職分の専門性を生かした連携を図り、子どもたちの成長と健康を学校全体で支えようという意識の高まる研修会となりました。

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