12月12日(金)授業力向上研修会(ステップアップ研修⑧)


今年度8回目のステップアップ研修は、中学校3年生・技術科の授業を参観しました。
生徒にとって身近な技術となった生成AIの適切な活用について学ぶ授業の一環として、ハルシネーションの傾向を捉えるという内容でした。
教師が作成した”生成AIの作成した旅行プラン””生成AIの作成したレポート”等を、班で協力してファクトチェックを行い、その結果を受けて、ハルシネーションがどのようなときに起きやすいのか、という傾向を話し合いました。
協議会では、児童生徒が生成AIをどのように学んでいくようにすればよいか、という点が話題になりました。
また、学習形態や教材の適切な分量、板書の在り方等について、活発に意見交換がなされました。
指導助言者からは、生徒同士の共有・共感がある協働的な学びの場を設定することで、生徒が自分たちで学び取ったと感じられる主体的な学びにつながるとご教示いただきました。
教師として、新たな技術について指導していくために、知識等を身に付け、教材等を開発・工夫していく必要性と、どの教科でも共通した授業づくりの大切さについて、改めて学ぶことのできた研修会となりました。