7月2日(水)「こどもの権利」に係る道徳科授業

 

「南砺市こどもの権利条例」の理念に基づき、市内の児童生徒が「こどもの権利」について学び、考える機会となるよう、昨年度から2年間かけて、南砺市こども課が南砺市独自の道徳科資料を作成しています。

7月2日(水) 資料の作成者でもある富山国際大学 子ども育成学部長 三原 茂 先生が、現在作成中の資料を使って道徳科の授業を行いました。福光中部小学校の2年生、3年生、5年生のクラスで、それぞれ「こどもの権利」の「育つこと」「生きること」「参加すること」について考える授業を、市内の先生方も見守る中で、公開授業として行ったものです。

子供たちは、資料を基に、「自分の気持ちも大切に、相手の気持ちも大切に考えて行動すること」等について考え、積極的に手を挙げ、自分の意見を発表している様子がとても素敵でした。

道徳科の授業の様子は、市内の教員も教室内やオンラインで参観することができ、「こどもの権利」について子供が実態に応じて子供自身が考えていく授業の在り方、資料作成について学ぶ研修の機会となりました。

この授業を手がかりに、参加した教員のアンケートからの意見も取り入れて、さらに資料を充実させていきます。

この後、7月14日(月)には、中学生が「こどもの権利」について考える道徳科の公開授業を、南砺つばき学舎7年生のクラスで行います。

さらに資料を改善し、2学期にも再度、具体的な授業を通して、充実していきます。

完成した資料は、令和8年度から南砺市内の対象学年の全クラスで、「こどもの権利」に係る道徳科の授業のカリキュラムに取り入れていく予定です。