投稿者: nantoc
12月12日(金)授業力向上研修会(ステップアップ研修⑧)


今年度8回目のステップアップ研修は、中学校3年生・技術科の授業を参観しました。
生徒にとって身近な技術となった生成AIの適切な活用について学ぶ授業の一環として、ハルシネーションの傾向を捉えるという内容でした。
教師が作成した”生成AIの作成した旅行プラン””生成AIの作成したレポート”等を、班で協力してファクトチェックを行い、その結果を受けて、ハルシネーションがどのようなときに起きやすいのか、という傾向を話し合いました。
協議会では、児童生徒が生成AIをどのように学んでいくようにすればよいか、という点が話題になりました。
また、学習形態や教材の適切な分量、板書の在り方等について、活発に意見交換がなされました。
指導助言者からは、生徒同士の共有・共感がある協働的な学びの場を設定することで、生徒が自分たちで学び取ったと感じられる主体的な学びにつながるとご教示いただきました。
教師として、新たな技術について指導していくために、知識等を身に付け、教材等を開発・工夫していく必要性と、どの教科でも共通した授業づくりの大切さについて、改めて学ぶことのできた研修会となりました。
令和7年度 「研修だより」更新のお知らせ
令和7年度授業力向上研修会(教師力向上研修)第6回の研修だよりを作成しました。
今回は「子供の主体性を育む単元との出会わせ方~小1 生活科 さかみち ころころ・小6 理科 ものの燃え方と空気~」についてです。
こちらからご覧ください。
12月9日(火)授業力向上研修会(ステップアップ研修⑦)

今年度7回目のステップアップ研修は、中学校1年生保健体育科の授業を参観しました。
運動やスポーツとの多様な関わり方について、「する」「見る」「支える」「知る」の4つの視点で具体的に考えるという内容でした。
生徒は、自分の生活経験を基に具体的な関わり方を次々に発表していました。
協議会では、ワークシートの活用、身近な人のスポーツとの関わり方の例示場面、発表形式が話題の中心となりました。校種や教科を超えた参加者からは、様々なアイディアや具体的提案等の意見が活発に出されました。
指導助言者からは、授業での指導技術や目標と振り返りの対応、展開部での生徒の活動等、明日からの授業づくりにつながる示唆に富んだ助言をいただきました。
12月2日(火)授業力向上研修会(ステップアップ研修⑥)


今年度6回目のステップアップ研修を開催しました。
今回は小学校5年生の体育科(保健領域)「けがの防止」について、担任と養護教諭がティームティーチングで行う授業を参観しました。
擦り傷の手当てについて、養護教諭から専門的な視点を交えた適切な方法の指導を受けた後、児童は怪我に見立てたシールを自分の体に貼り付けて、手当てを実際に行ってみるという体験的な活動のある授業でした。
協議会では、児童の意見の取り上げ方等について、提案や意見交換がなされました。
指導助言者からは、
・専門家による指導から学んだことを、すぐに実践できる場を用意したことで、学びが身に付いていく様子が見られたこと
・自分の実生活を基に考えたり振り返ったりしている様子があったこと
等、子供の姿から手立ての有効性を価値付けていただきました。
11月28日(金)第3回NYT道場

第3回のNYT道場は「先輩に学ぶ研修会」です。
今回は、長年中学校の教員としてご勤務され、校長職を退かれてからは初任者指導教諭として後進の育成にあたっておられる先生を「先輩」としてお招きしました。
「今日一番多く言った言葉は?」「言葉って○○○○だな」「こんなとき、どんな言葉をかける?」など、グループでの話合いを交えた、『言葉』をキーワードとした講義でした。
最初は緊張の見られた参加者でしたが、「先輩」とのやり取りの中で、徐々に雰囲気もほぐれ、笑顔のこぼれる時間になりました。一方で、「先輩」の語る言葉に真剣に耳を傾け、自身を振り返りながら話を受け止めている様子が見られました。
今年度最終回のNYT道場ですが、南砺市の「仲間」としての繋がりを今後も大切にしてもらいたいです。
11月28日(金)外国語教育小中連携研修会②

第2回の外国語教育小中連携研修会を行いました。
今回は校区ごとの小中のグループ内で、実際の授業の様子を紹介し合ったり、「読むこと」「書くこと」等の領域ごとに、付けたい力や指導のポイント等について話し合ったりしました。
実際に使用しているワークシートや児童生徒の作品等を見せ、具体的な授業の様子について紹介し合うことで、共通している点や指導方法の違いについて小中間の理解を図りました。
講師の西部教育事務所指導主事の先生からは、特に「読むこと」「書くこと」について参考となる実践事例動画を見ながら、助言をいただきました。
これまでの授業を見直し、小中接続の視点をもった授業改善の意識が高まる研修会になりました。
11月27日(木)特別支援教育コーディネーター研修会③


今年度最終回となる第3回の特別支援教育コーディネーター研修会を行いました。
講師としてお招きした となみ総合支援学校特別支援教育コーディネーターの先生からは、義務教育修了後の進路や総合支援学校高等部の学びの様子についてお話しいただきました。
また、市特別支援教育コーディネーターリーダーが、特別支援教育コーディネーターのファシリテーターとしての役割について、県での研修会の伝達講習を行いました。
後半は、各校における校内委員会や支援会議について、そのもち方や特別支援教育コーディネーターのマネジメントについてグループ協議を行いました。また、個別の教育支援計画を連携のツールとして活用できるように、保護者との面談のタイミングや方法について情報交換を行いました。グループ協議については、西部教育事務所の小中学校巡回指導員の先生から助言をいただきました。
次年度に向けての見通しをもつことのできる研修会になりました。
11月18日(火)授業力向上研修会(教師力向上研修⑥)



教師力向上研修会も第6回を迎えました。
今回は、福野小学校が会場でした。
前半は、小学2年生 生活科「さかみちころころ」の導入場面の動画を見ながら、教師の発問と児童の反応について考えました。
後半は、小学6年生 理科「ものの燃え方と空気」の実践例から、導入時の教師の仕掛けについて考えました。
グループで考える場面では、事例の導入場面のどこがポイントであるかなどについて、校種や学校の異なるメンバーと意見を交換し、考えを深めました。
どのような教科であっても、子供が主体的に学んでいけるようにするには、その導入の発問や単元との出会わせ方の工夫が大切であることに気付くことのできる研修会になりました。
次回は、今年度最終回です。1月27日(火)井波中学校で開催予定です。


